自閉症スペクトラム障害・統合失調症・発達障害・うつ病などそれぞれ特徴はあるものの、総じて対人コミュニケーションは苦手な方が多いようです。
確かに考えてみると、人とたわいない話をするということは相手の方の状況をその方の表情からきめ細かく判断し、何を話そうか・どの方向に持って行こうかなど無意識のうちに考えながら話しています。
でも苦手だからといってできないのかというとそうでもありません。なにかきっかけがあり、ボールを投げるとちゃんと帰ってきます。キャッチボールが続かなくても大丈夫。ひとこと声をかけることでその一日気分よく過ごせることもあります。
就労支援事業A方事業は賃金の発生するちゃんとした仕事場ではありますが、あくまで福祉施設です。初めて出会う方とのコミュニケーションをより積極的に取れるようになることを目標に、徐々にではありますが職員も意識して話しかけるよう心がけたいものです。